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科学技術社会論学会 (Japanese Society for Science and Technology Studies)  
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2008/11/22 土曜日 04:57:12 JST
 
 
第46回「科学技術社会論研究会」ワークショップ PDF プリント メール

第46回「科学技術社会論研究会」ワークショップ
「先端医療問題における「市民」とは何か?」

2005年6月25日(土) 12:50-18:15
東京大学先端科学技術研究センター13号館 109号室
アクセスマップ: http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/maps/index.html

「科学技術社会論研究会」では、来る2005年6月25日(土)に、以下のワークショップを行います。ご関心をお持ちの方にご案内いたします。

準備の都合上、参加の方はお手数でも、10日前までに下記の参加登録用ページよりご登録ください。

http://forumsts.org/application.html
 
会の1週間前には、発表梗概などの資料をお送りします。定員があります。ご承知おきください。

本研究会は、焦点の特定テーマを巡るone-day workshopであり、講演会ではありません。今回のテーマに関して、ご自身の課題、また発言されたいことなど、一言お書き添え下さい。参加者内で公開し、討議の際の資料にさせていただきます。

また、終了後、同会場で簡単な懇親会(会費約1000円)があります。研究交流を深められたらと思います。参加の方はこの点も10日前までにお知らせください。

この案内は、転送自由ですので、ご関心の向きにお知らせください。

なお、次いで、2005年7月23日(土) 13:00-18:30 には、第47回「科学技術社会論研究会」ワークショップ「世紀転換期日本の科学技術と社会をどう見るか」があります。
ご予定ください。

事務局では、随時、研究会企画の提案を受け付けています。詳しくは、研究会ウェッブサイト http://www.forumsts.org/ をご覧ください。

事務局

1.ワークショップの目的

科学技術への市民参加が叫ばれるようになってきている。しかし、その際の「市民」の意味は様々であり、実際にどのような可能性があるのか十分な見通しができているとは言えない状況である。そこで、本ワークショップでは、「市民」をかかげて実際的な活動をこれまで行ってきた3名を話題提供者として招き、それぞれの活動の報告をお願いする。

まずNPOとしてゆるやかな人の結びつきを作り上げ多様な活動の輪を広げてきた実績のある上田昌文(NPO法人市民科学研究室)に市民科学研究室における活動について、特に生殖技術プロジェクトを中心に紹介いただく。

次に、日本にコンセンサス会議を導入し、また最近「ディープ・ダイアログ(仮称)」という方式でイベント「市民が考える脳死・臓器移植」を行うなど、市民参加の手法開発を行ってきた若松征男(東京電機大学)に、この最近のイベントについての報告をお願いする。最後に、長期にわたって、主に医療技術にかかわる問題の当事者をサポートし、市民として「いやなことはいやだ」と発言し続ける活動を行ってきた川見公子(脳死・臓器移植に反対する市民の会)に、その活動内容の紹介をしていただく。

これらの活動のスタンスや方向性の違いを確認しながら、「市民」の多様な意味と、科学技術への市民参加の様々な可能性について探っていくワークショップとしたい。

2.ワークショップの時間割

12:50-13:10  趣旨説明 林真理 (工学院大学)

13:10-14:05 話題提供1(討議30分を含む・以下同) 
  上田昌文(NPO法人市民科学研究室)
    「不妊治療における市民の意思をとらえる」

先端医療分野で市民参加をすすめるには、市民が自ら必要とする医療情報を的確に取り込みそれを主体的に活用することが欠かせない。市民科学研究室では、妊娠・出産・子育て支援のコミュニティ・ウェッブサイト「ベビーコム」が実施した約150名の詳細な「不妊治療アンケート」の分析を行っている。そこからみえる、「患者―医療者」から独立した、相互のコミュニケーション促進のための第三者的支援の方法を、特に不妊治療と出生前診断に焦点をあてて、提言する。

14:05-15:00 話題提供2
  若松征男(東京電機大学理工学部)
    「イベント「市民が考える脳死・臓器移植」を運営して」

報告者らは1997年以降、科学技術社会問題を課題として市民参加手法の社会実験を行ってきた。コンセンサス会議手法は2回の社会実験の後、2000年には、農水省のプロジェクトの中で、遺伝子組換え農作物をテーマに用いられ、一定の社会的認知を得た。こうして、市民参加手法を実践することの可能性が示された。コンセンサス会議は多くの国で用いられ、その手法の堅牢性が示されているが、参加手法には、その目的によって多様なものがある。2003年に私たちが「三番瀬の未来」をテーマとして試みたシナリオ・ワークショップはその一つである。私たちはさらに、コンセンサス会議をベースとしながらも、新しい手法を設計し、社会実験することを試みた。今回、報告するイベント「市民が考える脳死・臓器移植―専門家との対話を通じて」(2005年1 月~3月)がそれである。ここでは、このイベントをどのように運営したかを報告し、参加型手法を用いたイベントを行うための場(フォーラム)作りにどのような課題があるかを述べる。その上で、こうした参加型手法の実践者、参加型制度の提唱者として、政治的議論の必要性を主張したい。

   休憩

15:10-16:05 話題提供3
  川見公子(脳死・臓器移植に反対する市民会議)
   「「脳死からの臓器移植反対」を発信し続けて
       -脳死・臓器移植に反対する市民会議からの発題-」

1)私たち「脳死・臓器移植に反対する市民会議」は1990年5月11日に結成された。「臨時脳死および臓器移植調査会」の中間意見が検討されている時期であった。1984年の膵・腎同時移植をきっかけとする反対運動や厚生省の竹内研究班に対する取り組みなどが重ねられていたが、現状に危機感を持った専門家ではない人たちが、「死」と「暮らし」に直接かかわる私たち一人ひとりの問題であるという観点から参加した。

2)市民会議ではこれまで、1.脳死・臓器移植に対する反対の立場と考え方を発信し続ける、2.「法制化」に対する実践的な反対活動(例えば、現在「『脳死』を一律に人の死とし、家族の承諾だけで臓器摘出できる」とする『臓器移植法』改悪案が国会に提出されようとしているが、反対の立場で国会議員への要請活動を行っている)、3.会報『ニュースレター』の発行(現在61号まで発行)、4.年に2~3回「連続市民講座」を開催(様々な立場の講師を迎え55回を数える)、などの活動を行っている。

3)「脳死・臓器移植に反対する」市民活動の中で、論議を重ねてきた問題や考え方として、1.「死の自己決定権論」批判 2.優性思想批判 3.医療被害・薬害被害者の実際からみた救急医療批判 4.同様に、人の死を「あるべき・望ましい死」として「社会意識化する」尊厳死についても反対等を提起したい。

  休憩

16:15-16:35 レスポンス1  中村征樹(東京大学先端科学技術研究センター)

16:35-16:55 レスポンス2  田中智彦(東京医科歯科大学)

16:55-18:15 総合討議     司会  林真理
   
18:15-19:15 懇親会

 


参加の方はお手数でも、10日前までに下記の参加登録用ページよりご登録ください。
http://forumsts.org/application.html

科学技術社会論研究会・事務局
国士舘大学・木原英逸/東京大学・中村征樹/東京大学・綾部広則
お問い合わせ info@forumsts.org(SPAM対策のため大文字にしております.ご了承ください)

 
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